通関手続き

正しい書類で迅速な手続き

円滑な通関手続きには、必要な項目が揃った正しいコマーシャルインボイスが欠かせません。税関は関税や輸入消費税が発生する場合、コマーシャルインボイスの内容を元に計算をします。正しく記載することで、無用な遅延を避けることが可能です。

コマーシャルインボイスの様式

適切なコマーシャルインボイスを作成頂くために、テンプレートを用意させて頂きました。 なお、テンプレートは説明の目的で用意されたものであることをご了承ください。 コマーシャルインボイスの作成と提出は輸出者様の責任となります。

コマーシャルインボイスの必須事項

何を送られますか?

 

品名情報

この内容により税関など関連当局が、荷物の中身が何であるか判断します。 品名情報は、それが何であるかを具体的に示す品名、素材、そして該当する場合は用途を含む必要があります。 発送する品物全てを記載する必要があります。

 

HSコード

HSコード(輸出入統計品目番号
HSコード(輸出入統計品目番号)は品物が何であるかを分類し、税関が関税や税金、適切な管理をするために使用されます。
HSコードは必ず記載する必要があります。

$

正確な荷物の金額

それが無償のサンプルやギフトであっても、最低でも製造コストの価値が必ずあります。金額は可能な限り正確でなければなりません。税関が金額が正しくないと考えた場合、輸送に遅延が生じたり、罰則が科せられることがございます。

原産国

原産国はその品物がどこで生産されたかを表します。従って発送する国と異なる場合もあります。場合により、原産地証明を必要とする場合があります。詳細については、商工会議所にお問い合わせください。

適切な貿易条件の選択

コマーシャルインボイスには貿易条件であるインコタームズを記載する必要があります。 インコタームズ® 2010は国際商業会議所により制定されたもので世界で広く採用されている基準です。インコ―タームズによって税関は輸送中の特定の時点で、誰が荷物の所有者であるのかを判断する事が出来ます。

売買契約がある場合、そこにインコタームズが記載されています。契約が無い場合は、適切な条件を記載する必要があります。例: FOB (Free on board) など

スムーズな通関

これで正しいコマーシャルインボイスで通関をスムーズにする方法がお分かり頂けたと思います。 必要な場合は、添付のテンプレートをご利用ください。